2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた
岩手県大船渡市の復興を支援するために、
私たちは「囲碁のまち大船渡による復興と振興」
に取り組んで来ました。
今また国難ともいえる新型コロナ禍に直面し、
「希望の船」で大船渡と日本、世界を結びます。

「希望の船」サイト開設にあたって

■「囲碁のまち大船渡」と「希望の船」サイト
2011年の大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県大船渡市の復興を支援するために、私たちは「囲碁のまち大船渡による復興と振興」に取り組んで来ました。
2014年2月、防災、囲碁、音楽、障がい者支援、国際交流など様々な分野で取り組む方々が協力して、碁石海岸で囲碁まつり実行委員会を設立しました。
これまでに「碁石海岸で囲碁まつり」六回と二つの囲碁タイトル戦(棋聖戦と本因坊戦)を成功させました。
本年9月には世界碁縁芸術文化祭と名人戦を開催する予定であり、取り組みの一つとして「希望の船」サイトを開設しました。

■新型コロナ肺炎とコロナ連絡会
2019年12月、中国武漢市で新型コロナウィルス肺炎が発生し、短期間に世界に波及しました。
100年に一度のパンデミックとして猛威を奮っています。
日本でも、感染爆発と医療崩壊を抑止するために、「密閉、密集、密接」を避ける生活が始まりました。
3月2日、木谷正道、浅野史郎(神奈川大学特別招聘教授)、中林一樹(東京都立大学名誉教授)、三上俊治(東洋大学名誉教授)など62名の連名で緊急声明を発表し、コロナ連絡会(新型コロナウィルスの終息をめざす各界連絡会)を発足させました。

■ZOOMを活用した「みらクルTV」と「希望の船」サイトの連携
新型コロナウィルスとの長期の闘いに備え、私たちはZOOMテレビ会議システムを活用した双方向オンラインTVを開局する方針を固めました。
世界碁縁芸術文化祭は、現地開催が不可能な場合には、みらクルTVで開催したいと考えています。
私たちは、大船渡をはじめ、全国、世界の人々とつながりあいたいと願っています。
ご一緒に、危機を希望に変えましょう。

令和二年(2020年)3月 
囲碁のまち大船渡実行委員会(碁石海岸で囲碁まつり実行委員会)
代表 木谷正道

希望の船「みらクルTV」はこちらから