【2023/10】第8回囲碁まつりに向けて
【関東大震災100年・鎮魂と希望の竹灯かり連携】
今年は1923年9月1日に発生した「関東大震災」から100年、節目の年です。
この数年間、コロナ禍、ワクチン問題、ウクライナ戦争、元首相暗殺、経済低迷と国民の生活苦、自殺増加など、地上が激しく揺れ動く中、戦後初めて東京の地下が激しく動きます。首都直下地震です。
僕は1995年1月の阪神淡路大震災以降、「明日は東京だ」と言い続けてきました。
西日本には南海トラフ巨大地震が切迫しています。
これらのショックに耐え、日本が生き残ることができるかどうか。
子、孫、未来の世代が希望を持つことができるかどうか。
もう、間に合わないのかもしれないけれど、せめて必死にがんばる姿を残したいと思います。
100年の節目に、東京では防災はじめ様々な分野の団体、NPOが結集する首都防災ウィーク実行委員会(代表:中林一樹氏(東京都立大学名誉教授))が8月20日(日)~9月10日(日)22日間連続で、「関東大震災100年・第11回首都防災ウィーク」を開催します。
主催:首都防災ウィーク実行委員会(代表:中林一樹(東京都立大学名誉教授)
NPO法人東京いのちのポータルサイト(理事長:瀧澤一郎)
(2023年度日本郵便年賀寄付金配分事業)
【第11回首都防災ウィーク主要事業】
◆7月中旬 100本の竹切り出し(大船渡碁石地区)
碁石地区の被災者が100本の竹を切り出し、東京都慰霊堂に搬送してくれます。
◆7月29日(土)~8月13日(日) 「鎮魂と希望の竹灯かり」制作ワークショップ(東京都慰霊堂)
早稲田大学や横浜市立大学の学生がリーダーとなり、墨田区立両国中学をはじめ近隣の小中高校生、障害や難病を持つ方々を含む老若男女が竹灯かりを制作します。
◆8月20日(日)18:00~ 開会式/竹明かり点灯(都立横網町公園)
3m型60本、一節型400個の竹灯かりが照らす中、内閣総理大臣、東京都知事、墨田区長、各党代表などをご来賓にお招きし、盛大に開会式を開催します。
渕上清市長、三浦隆議長はじめ大船渡の皆さまにもぜひお出でいただきたいと願っています。
◆8月20日(日)~記念展示「関東大震災100年・首都防災ウィーク10年の歩み」(東京都慰霊堂)
◆9月 1日(金)秋季大法要(東京都慰霊協会主催、東京都慰霊堂)
◆9月 3日(日)第2回誰でも囲碁大会(日本棋院2階ホール180人予定)
◆9月 9日(土)関東大震災100年~鎮魂と希望の世界音楽祭(東京都慰霊堂)/屋外イベント
◆9月10日(日)防災フォーラム(東京都慰霊堂)/屋外イベント
◎基調講演:「関東大震災100年/迫り来る首都地震~私たちは何をなすべきか?」
■中林一樹(首都防災ウィーク実行委員長(東京都立大学名誉教授))
◎フォーラム1「みんながつながりあう防災~障がいや年齢を超えて」
■コーディネーター:浅野史郎(元宮城県知事、(一社)福祉防災コミュニティ協会会長)
■パネリスト:山中美枝子(全国パーキンソン病友の会大田支部副支部長、当事者、84歳)、大石亜矢子(シンガーソングライター、全盲)、白井崇陽(ヴァイオリニスト、全盲)、竹DS(創作ソロ手話唄、聴覚障がい者)、柴本礼(イラストレーター)&コウジ(高次脳機能障がいと囲碁の会、当事者)、MIKUMI(ダンス、ダウン症)、古本聡((株)土屋取締役・最高文化責任者、脳性麻痺)、岡本 博(一級建築士、第一回首都防災ウィーク現地事務局長、ジストニア当事者)
◎フォーラム2「首都の事前復興と日本の食料増産(漁業振興)~シティコン海底山脈の提案~」
■講演:中林一樹(首都防災ウィーク実行委員長(東京都立大学名誉教授))
■講演:高橋正征((公社)日本水産資源保護協会会長、東京大学名誉教授)
■コーディネーター:鍵屋 一(福祉防災コミュニティ協会代表理事、跡見学園女子大学教授)
■パネリスト:各党代表、自治体首長、経済団体、研究者、鈴木達雄(人工海底山脈研究所長)、大迫政浩(国立環境研究所資源循環領域長)、武田真典(水産土木建設技術センター調査研究部上席研究員)ほか
■フロア・パネリスト:「シティコン海底山脈共同提案者」ほか
■オブザーバー:各省庁、自治体
◆9月10日(日)閉会式/竹明かり消灯⇒竹灯かりを大船渡市碁石地区に搬送
【第8回碁石海岸で囲碁まつり~】10月中旬
主催:碁石海岸で囲碁まつり実行委員会
誰でも囲碁大会実行委員会
NPO法人東京いのちのポータルサイト
(2023年度日本郵便年賀寄付金配分事業)
◎心をつなぐ竹灯かり~初日夕刻「囲碁神社で音楽祭」
東京での首都防災ウィーク終了後、竹灯かりは大船渡に里帰りします。
10月中旬、「第8回碁石海岸で囲碁まつり~囲碁神社で音楽祭/誰でも囲碁大会 in 大船渡」を開催します。
初日夕刻が「囲碁神社音楽祭」。
中森熊野神社(会場)の境内を竹灯かりが照らす中、首都圏から来訪する大石亜矢子さん(全盲のシンガーソングライター、昨年初出演)、白井崇陽さん(魂のヴァイオリニスト、全盲)、片岡亮太さん(全盲の和太鼓奏者・パーカッショニスト)、竹DSさん(創作ソロ手話唄、耳が聞こえない)、MIKUMIさん(天使のダンス、ダウン症)、心の唄バンドに加え、大船渡と気仙沼のすばらしいミュージシャンが演奏します。
昨年9月「第七回碁石海岸で囲碁まつり」のコンサート映像はこちらです。
2014年以来、9年の歳月をかけて積み重ねてきた大船渡と首都圏の交流が、今、「心をつなぐ竹灯かり」として結実します。
僕たちは、囲碁神社を全国でただ一つの「音楽神社」(ライブスポット)にして、地元、近隣、仙台や盛岡、東北全体から集客し、地域経営の拠点に育ってほしいという夢を、碁石地区の皆さまと話し合ってきました。
移動式ステージ、イス、音響装置、ピアノなどが装備されており、ギターやベースを持参すればどんなバンドでもライブができる、夢のようなライブスポット。
その皮切りが10月の音楽祭です。
未来への希望を自分たちでつくりたい。
◎「誰でも囲碁大会 in 大船渡」
二日目は、「誰でも囲碁大会」(大船渡市民文化会館)。
誰でも囲碁大会実行委員会(柿島光晴代表)が主催します。
昨年の誰でも囲碁大会の模様を次でご覧ください。 今年は、全国の盲学校に呼びかけて大船渡に来ていただくほか、高次脳機能障がい、聴覚障がいなど、様々な障害を持つ方々にご参加いただこうと考えています。
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